この記事でわかること
- ワードの「フォント」と「オートコレクト」を快適に使うテクニックを紹介します!
- 「フォントが勝手に変わる」など、ワードにイラッとしたことのある人、必見です。
目次
フォントの設定
フォントが勝手に変わる!人向け
はじめに使用するフォント4種を指定します。
フォントの設定手順
STEP
メニューの「デザイン」→「フォント」から「フォントのカスタマイズ」
STEP
「新しいテーマのフォントパターンの作成」
ここで英数字・日本語に対して見出しと本文のフォントを4つを指定しましょう。
ここで英数字・日本語に対して見出しと本文のフォントを4つを指定しましょう。
こだわりが無ければオススメ
スタンダードなパターン
- 見出し(英数字)Arial
- 本文(英数字)Times New Roman
- 見出し(日本語)MS P ゴシック
- 本文(日本語)MS P 明朝
フォント名の後に「bold」を付ければ太字に出来ます。
「Bold」を利用するパターン
- 見出し(英数字)Times New Roman bold
- 本文(英数字)Times New Roman
- 見出し(日本語)Meiryo UI bold
- 本文(日本語)Meiryo UI
これでフォントの設定ができました!見出しや本文など、スタイルは下記の記事で解説しますね。
快適ワード| 見出し(スタイル・目次)・章番号
この記事でわかること ワードの「見出し(スタイル)」と「章番号」の設定を紹介します。ワードにイラッとしたことのある人、必見です。 【アウトラインの設定(見出し…
フォント統一に便利!「書式の削除」
フォントを統一するのに「Ctrl + Space」が便利です!
個別に設定している書式が削除され、「スタイル」の書式にリセットされます。
快適ワード| 見出し(スタイル・目次)・章番号
この記事でわかること ワードの「見出し(スタイル)」と「章番号」の設定を紹介します。ワードにイラッとしたことのある人、必見です。 【アウトラインの設定(見出し…
ここから先は、ちょっとマニアックな使い方をご紹介!
「下付き」「記号」など、ワードで毎回書式や記号を変換するのは面倒くさい!という人向けに「オートコレクト」を解説
書式付きオートコレクト(下付きや記号の入力補助)
- 下付き文字や大文字の設定
-
「h2o」を「H2O」へ自動変換。
- 記号や名前の変換
-
「\alpha」を「α」へ自動変換。
オートコレクトの設定手順
例1)「h2o」を「H2O」へ自動変換。
STEP
変換先の文字「H2O」を入力して、改行記号を除いて選択。
STEP
選択したまま、「Wordのオプション」→「文章校正」→「オートコレクトのオプション」
STEP
「変換前の文字h2o」を入れ、「書式付き」を選択して「追加」。
STEP
完成
これで「h2o」と打つと、「H2O」と自動変換されるようになりました!
書式の変更のために入力のあと選択して下付きにして…という手間が無くなります。
例2)「\alpha」を「α」へ自動変換
この機能を応用すると、略語を登録することもできます。
例えば「\」から始まる文字を自動変換の約束にして記号に変換、という事ができます。
※ そうLaTeXのように!!
STEP
「変換後の$\alpha$」を入力。
ここでは英数字にするために、「本文(英数字)フォント」を指定。これも「改行記号を含めずに選択」。
ここでは英数字にするために、「本文(英数字)フォント」を指定。これも「改行記号を含めずに選択」。
STEP
「オートコレクトのオプション」を開き、「変換前の文字の\alpha」を入力。「書式付き」で保存。
STEP
完成
\alphaと打てば自動的にαになりました!
まとめ
- ワード使いこなしテクとして、最も基本的なフォント設定と、ちょっとマニアックなオートコレクトを紹介しました。卒論、修論や報告書の作成などに役立てて下さい。
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